さくら(独唱)に挑戦!

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さくらの花

とても久しぶりの投稿になってしまいました。

すっかり春になりましたね。もうすぐ桜も咲きそうです。 

この季節に合わせ、森山直太朗さんのさくら(独唱)の動画に挑戦しました。 

この曲、本当に素晴らしい曲だと思います。 

この曲ではさくらは卒業、別れの象徴になっていますね。大切な友との別れが描かれていますが、

同時に「輝ける未来」という言葉も出てきて、これから新たに歩み出す道に対する希望や期待

感じます。

さくらの花に特別な思いを持っている方は多いと思います。 

春のごく短期間、一斉に咲き、そしてあっという間に散ってしまうこの花は

時間が有限であることを教えてくれているように感じます。

「刹那に散りゆく」からこそ、さくらは美しいのかもしれませんね。 

年をとるとさくらをきれいだと感じる?

ずっと前に何かのドキュメンタリーに出演していた人物が 

「年をとってから、さくらがきれいだと思うようになった」というようなことを言っていました。 

確かに、子どものときはお花見に行っても

出店の食べ物やおもちゃ、金魚すくいやヨーヨーすくいのことばかり気になって、 

さくらの花は一つも見ていなかったと思います。 

しかし、まもなく50歳を迎えようとしている今、さくらの花を見ると、やはりとても美しいと思うし、

同時にたくさんの切なさを感じます。 

例えばこどもたちのことを考える時、彼らが生まれたばかりのころ、まだ幼かったころ、 

本当にかわいくて、面白い行動や面白い言い間違えをたくさんして、 

この子たちはこれからどんな風に成長していくんだろう、という期待に胸が膨らみました。 

しかし、こどもたちが成長すれば、あの可愛らしい彼らにはもう会えない、そしていずれは

私たちの元を巣立って、一人の大人として生きて行く、ある意味では別れがやってくるのです。 

自分自身も、徐々に老いて、やがてはこの世を去るときが必ず来る

その時間の経過は誰にも止めることはできないですよね。

中学や高校はとても楽しくて、この仲間たちとずっと一緒に過ごしたいと思いましたが、 

卒業を迎えてみんなと別れることになりました。今にして思えば人生はそういうものだと思いますが、

やはり当時は切なかったなあ。だから、この歌にこめられた、希望と切なさが入り混じったような、

いつかまた会いたい!という思い、わかるような気がします。

さくらはこんな思いの象徴なんですよね。

歌詞について

さくら(独唱)の歌詞はさくらの花と友への想いが並行して描かれています。 

「さらば友よ 今 旅立ちの刻」

「泣くな友よ 今 惜別の時」

「さらば友よ また この場所で会おう」

という感じで、これからお互いが旅立つ時なのだということ、友との別れを惜しむ気持ち

そして再会を願う気持ち、という風に、大切な友に語り掛けています。 

さくらの花は 

「さくら さくら 今 咲き誇る」

「さくら さくら ただ舞い落ちる」 

「さくら さくら いざ舞い上がれ」 

さくらが一斉に咲いている状態からそれが散りゆく様子、そして散った花びらが

「舞い上がれ」っていうのが、前向きで、希望が見えて、美しくていいですよね。 

そして私が一番好きなところは 

「さくら さくら いざ舞い上がれ 永遠にさんざめく光を浴びて…」

というところ!! 

すぐに散ってしまう、さくらの花という儚い存在、そしてそれを照らし出している光は 

なくなることがない、永遠の象徴。その対照的な二つのものが美しい情景として

描かれているように感じます。

この曲の歌詞は、構成も選ばれている言葉も情景も非常に美しくて

その意味をかみしめながら聴いていると涙が出そうになるくらい、感動します。 

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