バッハの無伴奏チェロ組曲第1番

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あこがれのバッハ

チェロ奏者のバイブルとも言われるバッハの無伴奏チェロ組曲。 

中でも第1番プレリュードは誰もが耳にしたことがあるくらい有名な曲ですね。 

この曲が弾きたくてチェロを始めたという人もたくさんいると思います。 

第1番のプレリュードとアルマンドの演奏動画にチャレンジしました。 

プレリュードは、非常にシンプルな音型が並んでおり、一見単調な練習曲のようにも

見えますが、和声の移り変わりがとても美しいと思います。

広大な宇宙を感じさせるような曲、と表現されることもありますが、同感です。 

いざ演奏してみると、シンプルであるが故に美しく弾くのがとても難しいです。 

ずっと憧れていた曲だったので、できればもっとうまくなってから動画にしたかったのですが、 

今の自分の演奏を残しておきたいということもあり、恥ずかしながらアップしました。 

自分の演奏がダメとしか思えない

YouTubeに動画投稿するようになり早3年目になります。 

はじめはつたないながらも自分なりに頑張った演奏をアップしていましたが、 

最近になり何回録画しても

「こんな演奏ではアップできない」と思うことが多くなりました。 

練習しても練習しても自分の納得できる演奏にならず、 

自分の演奏に対する肯定感がどんどん下がっていくようでした。 

これではいけないと思い、「今の自分の演奏」として

バッハの無伴奏第1番を弾いてみようと思いました。 

理想には程遠いバッハだけど、今の自分はこれ! 

ここからまた成長していって、何年後かにもっとうまくなったバッハを 

またアップしたい、という思いです。 

上手くひくより自分の表現を大切に

楽器の演奏は上手にミスなく弾けるのが一番。 

でもそんなの鍛え上げられたプロの演奏家でもなければ無理。 

プロだって自分の演奏に心から満足しているわけではないかもしれない。 

大切なのは好きな曲を自分で弾いてみること。 

「この部分が好きだから、ここをこんな風に弾きたい」 

「ここが一番聞いて欲しい所!」

など自分の音楽を自分の手で表現する喜びを忘れないようにしたいですね。 

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